7月に入ると、京都市内でも「コンチキチン」の音をよく耳にするようになります。
いよいよ祇園祭の季節が到来です!
本日15日と明日16日の夜は四条通の八坂神社から堀川通の間が歩行者天国となる宵山です。
他府県の方は「街中に山鉾が出て、歩行者天国になって、最終日には大通りを引かれていく」なんてイメージしかない方も多いかと思いますが、祇園祭は平安時代から続く、疫病や災厄の除去を祈った祇八坂神社の祭礼です。
平成26年には7月17日の前祭巡行(23基の山鉾)と24日の後祭巡行(10基の山鉾)の2度の巡行が49年ぶりに復興したことで少し話題になりましたが、実は1ヶ月にわたって様々な神事・行事が行われるお祭りです。
7月中に京都にお越しの場合は、何かご覧頂ける行事があるかもしれません。
ちなみに、昨年は台風の影響で前祭の山鉾巡行が危ぶまれましたが、過去に中止になった理由が「応仁の乱」「第二次世界大戦」「阪急電車の工事」というもので、より歴史を感じさせました。
(え、それ以外では中止になったことないの?と思うでしょうが、なっていないようです)
歴史あるお祭り、ぜひ体感して見て下さい。
なお、花のいえから、鉾の並ぶ四条烏丸界隈までは、嵐電と阪急電車を乗り継ぎ30分程度です。